力を出す、力を通す
今日は体幹トレーニングっぽいものから「力を出す」「力を通す」ということを体感する稽古。
呼吸・整体の上肢促通、下肢促通の考え方がここには生きているのですが、腕立て伏せやブリッジなんかはちゃんとやれば上肢下肢に力を通すいいトレーニングになります。
「力を出す」「力を通す」ということを体感してから合気道の技の稽古をすると明らかに動きが変わり、技もかかるようになります。
「力を通す」ための条件として最も重要なのは「自分で自分の動きの邪魔をしない」ことです。意識的なものでも無意識にでも体のどこかに力みがあるとそこでぶつかってしまい力は上手く通りません。
力が通ると自分の力を相手に伝えることができます。力を伝えるということは自己表現ですので、自分を出しきれない人はどこかで力の流れを止めてしまっています。
力の流れを止めてしまうから自分を出しきれないとも言えます。止めているのは無意識の自分です。
力の流れという肉体的な部分は自分を出すという心の部分にそのまま繋がります。自分の心と体にブレーキをかけるのはやはり自分です。
さてそこでどうするのか、というのが「自分と向き合う」ということです。
武道を修行していた人に立派な人が多いと言われるのはこうした「自分と向き合う」修行をしていたからだろうと思います。一方、自分と向き合うことから逃げてしまった人の中には道を踏み外してしまう人も多いようで、スターウォーズで言うところのジェダイとシスのようなものですね。
今日は小学生から「今までは腕だけでやってたんですね」なんて気づきの言葉が飛び出しました。
これは小さいことながら「修行して悟りを得た」ということです。
こうした体験の積み重ねがその人の芯を作ることになります。
体に関するワークの醍醐味は「体感する」ことです。何万冊の本を読んでも、何時間考えても得られない学びや辿り着けない境地があります。
まあそこまで難しく考えなくても、単純に体を動かすことが楽しい、体の原理に触れるのが面白い、そんな感じで色々やってみてもいいと思います。
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