人との関わり方は自分のあり方を写す
2年半ほど呼吸・整体の勉強会で学ばせて頂いています。
昨年はコロナの、今年は雪の影響で中々動けないでいるのですが、今月は勉強会のレポートでその内容の要点を知ることができました。思ったことを忘れないように書き記しておきます。
現在通っているクラスでは人に伝えるためのスキルを学んでいます。
テクニックのみならず、伝え手としての構え、伝えるということはどういうことか、相手と場を共有することなど、学ぶ中身は広範囲です。
今回のポイントは思考、言動、行動が自分の雰囲気を作り、自分の周りに集まる人に影響を与えるということ。
相手を変えるという意味としても、自分の周りにどんな人が集まるかも、全てその人次第ということですね。
当たり前と言えば当たり前にも聞こえますが、頭で分かったつもりで割となおざりにしているような気がします。重要なポイントです。
自分がどのような雰囲気を作り、集まった人にどのように関わっているのか?そこに一貫した自分の存在がなければ違和感だらけになってしまい、集まった人との関係性を築くには至りません。まずそこがスタート。
関わっていく中でも自分を見失う、自分の中に閉じこもるなど、相手を無視した関わりになるとやはり関係性は築けません。
雰囲気作りから関わり方まで共通するのは「自分が自分であること」。
これは精神論ではなく身体的スキルなので、誰でも構築できます。
ワークはそのツールであり、呼吸・整体はそのための体系です。
そのことを前提においてワークに取り組むと、ワークの意味は単なるボディワークを遥かに超えて、全てに通ずるものになっていきます。
武道もただただ技術や試合での勝敗を求めるのではなく、理念を中心に据えて稽古することで単なる戦闘術を超えたものになるのと似ています。
まあ本質的なことを追求していくとどんなものでも似通ったところに辿り着くので、同じものと言ってもいいかと思います。
身体を整えることというのはシンプルながら確実に自分自身と自分に関わる人や世界に影響を与えます。
その基本にあるのは身体を作り、整え、日々見直していくという当たり前のことの連続ということですね。
などというと難しい話に感じますが、まあとりあえず日常の1コマから感じていくと実感しやすいし、取り組みやすいと思います。
自分を整えていつもと違う1日を過ごすというのも面白いものです。
初めての方でもそれを体感しやすいのがトータルコンディショニング(TC)です。
1回やったら1回やったなりの、10回やったら10回やったなりの得るものがあります。
体感したい方はこちらへ。
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