今年を振り返る
今年も残すところあと少し。
1年を振り返ると、色々変わったなぁという印象を受けます。
目に見えるものであれば変化は分かりやすいですが、今年変わったのは目に見えないことが多かったですね。
と言っても目に見えるものの変化というのは目に見えない変化の現れでしかなく、今年目立った夏でもマスクをする街の様子や、そこかしこに置かれた消毒液や間仕切りの板なども、ウイルスそのものというよりウイルスへの不安と恐怖という目に見えないものに対して現れたに過ぎません。
さて。
ウイルスだなんだと外にばかり目が向いてしまいますが、内つまり自分自身はどうだったのか?
ここは時代や社会に関係なく重要なポイントですね。
機敏という言葉は「機を見るに敏」ということで、スピードが速い遅いというより、タイミングを捉えて的確に行動し結果として速くなる、そんな意味です。
私のこの1年は様々な「機」が訪れた1年でした。
機を見るに敏であったかは後日振り返ってみないと分からないことですが、それは来年以降の行動にもよるのでまあ今気にしても仕方ないことです。
機の1つとしてトータルコンディショニング(以下TC)との出会いがあります。
TCは呼吸・整体の森田敦史先生が今年の6月頃から世に出し始めた呼吸・身体・意識を調整するプログラムです。
一度体験して感じたのは、これ1つ知っておけば、色々なことをやる土台になる身体がざっくりとできていくなということ。
私が特に実感するのは、合気道の稽古の時です。「合気道の技がかかる心身」が勝手に自分の中に生まれます。
便利なことこの上ないです。
効果、かかる時間、再現性。この点に関してはこれを超えるものを未だに私は知りません。
無論これさえあれば他は要らないということではありません。ですが、とりあえずやっておくといいことは間違いない。その辺はラジオ体操と似たところがあります。
やがてこのTCを1ヶ月のうち5日間、朝6時からオンラインで取り組むTCウィークという企画も始まり、そのスタッフとして誘われ、講師もすることになりました。
実際やってみるとTCの凄さはさらに見えてくるし、人と時間や場所を共有する価値というものも身をもって感じる機会になりました。
単なるインプット、アウトプットとは全く別次元の体験であったことは間違いありません。
そのTCウィークは毎月多くの方がリピートして参加してくださっています。
定期的にTCの刺激を入れることの意味、毎月淡々と続けることの意味が多くの人の中に浸透しているのだと感じます。
このTCウィーク、来年も毎月開催されます。
TCを通して身体を作り、自分と向き合う時間は嗜みとして一度体験するべき価値があります。
興味持った方はこちらからどうぞ。
年末年始、横手市は寒波が再来し、雪景色が続きそうです。
皆様よいお年を。
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