TCウィーク2倍やってみた

今週はトータルコンディショニングウィーク(TCウィーク)でした。

5日間毎朝6時にオンラインでTCに取り組む企画で毎月全国各地からたくさんの方にご参加いただいています。

今月は色々あって毎日TCウィークの他にもう1回TCをやる機会があり、1日2回TCをやるという5日間になったので、そのことについて書きたいと思います。

TCはものすごく簡単に言うと、2つの動きと座ると言う行為によって、動きやすい身体、呼吸しやすい身体、冴える頭にし、深い落ち着きと活動的な自分の状態を作るといういいことだらけのボディワークです。

1つ目の動きは写真のような形で腸腰筋に刺激を入れます。中々しんどい動きです。

やり方が違うと腸腰筋以外の筋肉を力ませたり、身体がぐらついてしまって、狙い通りの刺激が身体に入りません。初めて取り組む方や久しぶりに取り組む方は3日目くらいから安定してくることが多いですが、1日2回やっていると2日目から安定してくるので3日目以降の精度が格段に上がります。

2つ目の動きは写真のような状態で歩くということをします。背中が解放され、下腹部が使えるようになっていくのですが、これも日を追うごとにどんどんやりやすくなります。

1回やったなら1回なり、5回やったら5回なり、10回やったら10回なりの身体の変化がありますが短期間に畳み掛けていくと密度が上がるので、同じ10回でも週に1回、計10回やるのと、5日間で10回やるのとでは受け取れるものが大きく変わります。

週に1回を計10回やって受け取れるものが10だとすると、5日間で受け取れるものは20、30はゆうに超えています。

2つの動きのやりやすさや精度が変わると、座った時の安定感、落ち着き感も当然変わります。

面白いのは短期間で畳み掛けると、終わった後の落ち着き感や活動的な感じが割と当たり前のような感じになることです。慣れてきて変化が少なくなるのではなく、その身体の状態が身体に馴染んで特別感がなくなるという感じです。

TCウィークは参加すること自体も挑戦であり意味あることですが、ワーク後の変化した身体で日常を過ごすということにもものすごく意味があります。

TC後の身体というのは活動しやすく、生産性も高く、アイデアも生まれやすくなるという参加者の皆さんの報告をよく聞きますが、その状態を自分の当たり前の状態にすることも可能です。

ドーピングのように無理をして作り上げ、いずれなくなるものではないのです。なぜそう言い切れるかと言えば、動く、呼吸する、認識するなどの自分の行う行為だけで作られる状態だからです。

特別な道具や飲み物、食べ物、精神誘導などは一切使っていません。その証拠に自分1人でワークをやっても同じことが起こります。

そうやって自分のからだのみを使って得られた状態ですから、その状態で過ごそうと思えば過ごせるんですが、それまでのいつもの自分に戻ることが多いです。

なにせ何年何十年単位で続けている自分の体の状態ですからね。

ここからはTC前の自分とTC後の自分のどちらでいたいかという、自分で好きな方を選べます。

単発でなく、5日間畳み掛けていくとTC後の自分の楽な状態がよりはっきりしてきますし、その状態でいやすくなります。

楽な自分を標準状態にできれば日常も過ごしやすくなるし、あらゆることの快適度が増します。体が楽ならもちろん精神的にも楽な状態になります。

TC後は、身体と心が整うってこういうことなんだなという実感が湧き、身体と心を整えることには健康という言葉だけに留まらない多くの恩恵があるなと毎月感じますが、今月はTCをいつもの2倍やって特にそれを強く感じましたし、長くそのことを味わえました。

「◯◯やらないなんて、人生損してる!」という表現は個人的にはあまり好きではありませんが、TCは「TCやらないなんて、人生損してる!」と当てはめてもいい数少ないものじゃないかなと思います。

さらに言えば「TCを単発でしかやらないなんて〜」というのも付け加えたいところです。

TCウィークは来月も淡々と続きます。これを読んだ皆さんもぜひご一緒に。

2月TCウィーク

雑記

Posted by koma-hiro